2021.1.15
「満洲國グランドホテル」
平山周吉
昭和7年に建国され、昭和20年に崩壊した満洲國。一時滞在者として通り過ぎた人々をグランドホテル形式の列伝風に登場させ、傀儡国家でもあり、理想と夢の国でもあった、近代日本人が創った国家の実像を描き出そうとする試み。
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2020.12.28
「美術家の随筆集を手にする歓び」
坂崎重盛
“買っ読く”主義の著者が集めた、〝美術家の随筆集〟。20年以上前から宿題としてきたこのテーマに、ついに挑む。
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2019.7.1
「山羊のいる庭で」
山本タカト
滅することのない生命力への憧憬を煽るように、幻惑的に立ち現れる少年少女。彼らが導く、日常の向こう側に拡がる著者の原風景。
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2016.5.2
「香星群アルデヒド」
齋藤芽生
「愛」と「距離」を主題にした、絵と短編小説。“運命の人に出会う為には星一つ分遠くへ飛ばなければならないらしい……”
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2015.12.29
「東京、感傷紀行」
福島泰樹
著者みずからが街道を歩き、撮り集めた写真とともに掘り起こす“東京”の記憶。
往く先々の地場と交感しつつ、去来した人々へ挽歌を捧げる。
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2015.12.29
「PLEASE DO DISTURB」
彫刻家 大森暁生
平面の鏡を空間に変える木彫家・大森暁生。「彫刻家なんかで喰っていけんのかよ?」。人気アーティストの日常が惜しげもなく明かされる。
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2015.9.4
「CUSTOM MIND」
中村哲也
「速さ」「強さ」といった抽象的概念を一から手づくりで創り上げる彫刻家・中村哲也。その創作に関するエピソード満載のWEB連載。
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2015.6.4
「アール・エゾテリック」
相馬俊樹
現実・日常のまどろみに亀裂を生じさせ、我々に覚醒を促すような「秘教的」要素のかけらを、現代アートの作品群の中から探る。
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2015.3.12
「甘い生活」
坂崎重盛
極左泥酔主義のシゲモリ先生、甘党へ走る! 「ドルチェ・ヴィータ」(甘い生活)を求めて東へ西へ上へ下へと駆けめぐる魅惑のエッセイ。
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アーカイブ
「恥は書き捨て」
酒井順子
雑誌「墨」で連載し人気となった『恥は書き捨て—書道再入門記』の続編エッセイ。文字をめぐる様々な話題と著者自ら撮影した楽しい写真も紹介!
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「私のつづりかた」
小沢信男
著者の文筆の原点ともいえる、小学2年生の時に書かれた16篇の作文が残されていた。
時代、家族、学校、友人……軽妙な筆致で綴られる自伝的エッセイ。
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「悪態」
小池昌代
学校、受験、友人、親、異性。抜け出てしまえば小さなことにも思えるあの世界は、今、一層の苛酷さで子どもたちを取り巻いている……。思春期の少年の物語。
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「美しい人 佐多稲子の昭和」
佐久間文子
昭和を丸々生きた作家、佐多稲子(1904~98)の評伝。晩年の凛とした美しさは、苦境をいかに乗り越えることで獲得したのか?
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「雨の漢字の物語」
円満字二郎
漢字に造詣が深い円満字氏が紡ぐ、雨を主題とした物語。漢字・歴史・漢詩・四字熟語などから、雨とその周辺について語ります。
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「ミニシアター再訪」
大森さわこ
80~90年代に隆盛を誇ったミニシアター。難解な映画に熱狂したあの時代を再訪し、そこにうごめく人・街・作品を見つめ直す。
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「人生散歩術」
岡崎武志
人生がんばるな 元気などもらうな──しかし真芯はしっかり がんごに世を捨て 個に生きる 脱力系文学(人生)の系譜。
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「あやしよしとし」
津原泰水
残酷絵で名高い月岡芳年の、最後の連作にして最高傑作「新形三十六怪撰」――。
「明治の怪異ベスト36」というべき絵と物語を、津原泰水が現代語で面白く読み解きます。
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「戦争画リターンズ」
平山周吉
藤田嗣治の「アッツ島玉砕」と、会田誠の「戦争画RETURNS」を軸に、太平洋戦争当時、そして現代の日本人のビジュアル表現を考察する。
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「瀬戸内海モダニズム周遊」
橋爪紳也
大正・昭和初期に発行されたビジュアル資料を紹介しつつ、瀬戸内海地域の生活文化と文化的景観について、論を展開する。
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「エスカレーター型人間」
外山滋比古
子供の頃からエスカレーターに乗りっぱなし──ちょっと降りて自分の力で歩いてみませんか?「思考の整理学」の達人の最新エッセイ
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「岡村桂三郎のひとりごと」
岡村桂三郎
日本画家・岡村桂三郎が、教鞭をとる多摩美術大学での出来事や、日常の日々を思い
つくままにつづります。
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「'Round About」
面白い仕事をしているのは誰?その活動ってどんな事?アーティストを中心としてその周辺までも視野に入れた幅広い人選に、インタビュー。(2005年〜2011年、全72回)
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「京都de書」
日比野 実
日比野実が京都での日々を、書家ならではの視線できりとります。
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「もぐら庵の一期一印」
もぐら庵
小社より『もぐら庵の遊印三昧』を刊行されたもぐら庵さん。印を彫る日々についてのエッセイのほか、盛りだくさんな内容です。
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Web版 新刊旧刊「絵のある」岩波文庫を楽しむ
坂崎重盛
ご存知でしょうか、あの一見お固そうな岩波文庫が、挿画・イラストレーションの宝庫であることを。著名挿画家の傑作や著者自身による挿画がたっぷりと、読者にふるまわれていることを。
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「ある若い画家への手紙」
窪島誠一郎
作家が運営する長野の美術館で巻き起こる物語。民間で美術館を経営することに必要なこととは。運営管理に必要な課題とは。
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文人閑居して文字に遊ぶ
綿貫明恆
雑学者の綿貫明恆が、文字に関する様々なトリビアをお話する。
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文字のいずまい
臼田捷治
デザインジャーナリストの臼田捷治が、書と文字のまわりの、社会的な事象を随時取り上げます。
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