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80年代アメリカ映画

判型 : A5判 並製
頁数 : 320頁 
定価 : 2,860円
発刊 : 2011年12月22日 
ISBN : 978-4-87586-314-4 C0074





80年代アメリカ映画100

北沢夏音・監修 / 渡部幻・主編

1980年~1989年。
強きアメリカの復権と陰を、映画で検証する。


レーガン大統領が押し進める“マッチョ・アメリカ”と、その反面の経済的凋落。
強さを誇示するほどに、そのほころびが強調されるアンビバレントな世相を映画はどのように描きだしたのか? 文化的には活気みなぎる80年代を10のコラムとカタログ100で検証します。
【コラム・インタビュー・対談一覧】
  • 大場正明「80年代アメリカ社会総論」
  • 粉川哲夫「80年代アメリカ映画のメディア的側面」
  • 川本三郎「『家に帰りたい』/80年代アメリカ映画の内向き志向」
  • ピーター・バラカン「MTV時代と映画の関係/もう一つの映像シーン」
  • 大森さわこ「ニューヨーク・インディーズとストリートの“夏”」
  • 町山智浩「ハリウッドに見る80年代アメリカ映画界の様相」
  • 「アカデミー作品賞に見る80年代アメリカ映画界の様相」
  • 塚本晋也「サイバーパンクの衝撃」
  • 滝本誠「キング、ディック、ドクトロウ、バロウズという原作者の風景」
  • 北沢夏音「アメリカという青春群像」
  • 対談:山下敦弘×松江哲明「80年代映画のバラエティ感覚を語ろう!」
【紹介映画100本】
  • 1980年
    レイジングブル◇天国の門◇シャイニング◇殺しのドレス◇グロリア◇ブルース・ブラザース◇最前線物語◇普通の人々◇ロング・ライダース◇アルタード・ステーツ/未知への挑戦◇フォー・ビデン・ゾーン
  • 1981年
    レッズ◇レイダース/失われた聖櫃◇エクスカリバー◇ニューヨーク1997◇ミッドナイトクロス◇プリンス・オブ・シティ◇郵便配達は二度ベルを鳴らす◇白いドレスの女◇ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー◇カリフォルニア・ドールズ◇死霊のはらわた
  • 1982年
    ブレードランナー◇遊星からの物体X◇ビデオ・ドローム◇E.T.◇ガープの世界◇ソフィーの選択◇評決◇ランボー◇48時間◇ダイナー◇ワン・フロム・ザ・ハート◇ハメット◇コヤニスカッツィ◇女優フランシス◇マイライバル◇トッツィー◇センチメンタル・アドベンチャー
  • 1983年
    スカーフェイス◇ライトスタッフ◇シルクウッド◇カメレオンマン◇ランブルフィッシュ◇ストリーマーズ◇スター80◇再会の時◇バロウズ
  • 1984年
    ストレンジャー・ザン・パラダイス◇パリ、テキサス◇ラヴ・ストリームス◇ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ◇アマデウス◇ナチュラル◇ターミネーター◇ストリート・オブ・ファイヤー◇ブラッドシンプル◇ブラザー・フロム・アナザー・プラネット◇レポマン◇チューズ・ミー◇ストップ・メイキング・センス◇バーディ◇スプラッシュ◇ハーヴェイ・ミルク
  • 1985年
    未来世紀ブラジル◇バック・トゥ・ザ・フューチャー◇アフター・アワーズ◇ブレックファスト・クラブ◇蜘蛛女のキス◇カイロの紫のバラ◇フール・フォア・ラブ◇ミシマ
  • 1986年
    ブルーベルベット◇ザ・フライ◇エイリアン2◇プラトーン◇スタンド・バイ・ミー◇ハンナとその姉妹◇ダウン・バイ・ロー◇モスキート・コースト◇リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
  • 1987年
    フルメタル・ジャケット◇ロボコップ◇ウォール街◇メイトワン1920◇月の輝く夜に◇ザ・デッド/「ダブリン市民」より
  • 1988年
    最後の誘惑◇存在の耐えられない軽さ◇バード◇トーク・レディオ◇ウォーカー◇ダイ・ハード◇戦慄の絆◇ヘア・スプレー
  • 1989年
    ドゥ・ザ・ライト・シング◇セックスと嘘とビデオテープ◇ドラッグストア・カウボーイ◇恋人たちの予感◇ヘザース
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