展覧会案内巨匠たちのクレパス画展─日本近代から現代まで

巨匠たちのクレパス画展

─日本近代から現代まで


舟越桂 《習作》 2002年 39.0×30.0cm
サクラアートミュージアム蔵


東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館

東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年7月14日(土)〜2018年9月9日(日)
※月曜休館。ただし7/16は開館、翌17日も開館
10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般1,000円 大学・高校生700円 65歳以上800円
中学生以下無料
※前売り・団体割引あり

特設WEBサイト:http://www.sjnk-museum.org/

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子どものころ誰もが手にしたことのあるクレパスは、クレヨンとパステルの良さを兼ね備えた画材として、1925(大正14)年に日本で発明された。画面によく定着し、伸びやかで発色がよく、混色や塗り重ね、ひっかくなどの幅広い表現が可能だ。

クレパスが学校教材として普及したため、もっぱら子ども向けのものと思われがちだが、その優れた特性は、油絵具の入手が難しかった第二次大戦直後に多くの画家たちに注目され、次第に独自の画材として絵画表現に取り入れられるようになっていった。

本展では、サクラアートミュージアムの絵画コレクションから、クレパス開発と普及に関わった画家・山本鼎をはじめ、大正から昭和にかけて日本画壇で活躍した、岡本太郎、梅原龍三郎、小磯良平、熊谷守一、猪熊弦一郎など、近代画壇の巨匠たちによる知られざるクレパス画の名品を一堂に紹介。くわえて現代の作家を含んだ100人を超える画家たちの約150点を展示する。

また、クレパス誕生のエピソード、社会背景、歴史をパネルなどの資料で詳しく解説。懐かしい商品のパッケージや、最多色700色のクレパスなども展示され、知っているようで知らない画材クレパスの世界に触れることができそうだ。

なお、展示室の外には、誰でもクレパスを手に取って画用紙に自由に絵を描くことができるコーナーが設置される。

巨匠たちによるクレパス画の競演を楽しみながら、実際にクレパスの描き味を体験することもできる、魅力あふれる展覧会となりそうだ。