展覧会案内ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル

ザ・フィンランドデザイン展

自然が宿るライフスタイル


オイヴァ・トイッカ《「ポムポム」花瓶》
セッポ・サヴェス《アンニカ・リマラ「リンヤヴィーッタ」ドレス
ヴオッコ・ヌルメスニエミ「ガッレリア」テキスタイルデザイン》
アルヴァ・アアルト《「サヴォイ」花瓶》)





Bunkamura ザ・ミュージアム

東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

2021年12月7日(火)〜2022年1月30日(日)
※1/1(土・祝)のみ休館
10:00~18:00
※金・土曜は21:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
入館料(当日):一般1,700円 大学・高校生1,000円 中学・小学生700円
※一般のみ前売り券あり
※学生券を購入する場合は、学生証を提示(小学生をのぞく)
※障がい者手帳の提示で本人と付添者1名は半額

※会期中の全ての土日祝、および最終週の1/24(月)~30(日)は【オンラインによる入場日時予約】が必要。詳細は決まり次第、Bunkamura ザ・ミュージアムHPにて
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_Finland/

→ チケットプレゼント *受付は終了しました

豊かな自然と美しいデザインの宝庫、フィンランド。幸福度世界一を誇る※この国で長く使い続けられているプロダクトの数々は、「大いなる自然を忘れない」という思想に裏付けられている。そのようなデザインに囲まれたフィンランドの人々は、大地からの恩恵を生活に取り入れるライフスタイルを愛してきた。

1930年代から70年代にかけて、今も広く知られるデザイナー、建築家、アーティストたちが登場し、彼らの活躍によって今日まで続くフィンランドデザインが確立されたが、彼らのインスピレーションの源は、やはりこの国に広がる豊かな自然だった。

本展では、ヘルシンキ市立美術館(HAM)監修のもと、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸の他、陶磁器や家具など、同時代にデザイン・制作されたプロダクトとともに、同時代の絵画などもあわせて展示。本国でも集結は困難とみられる豪華なラインナップ、約250点の作品と約80点の関係資料で、時代を超えて愛される名品が生み出されたフィンランドデザインの歩みを紹介する。

アルテックのチェアで名高いアルヴァ・アアルト、アラビアのロングセラー《ティーマ》を生んだカイ・フランク、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンなど、世界的に知られるアーティストをはじめ、デザイン大国フィンランドを築く担い手となった、数多くのアーティストたちが登場。日本ではあまり知られていないアーティストたちの中からも、新しいお気に入りがきっと見つかるはずだ。

自然とともに生きる暮らしのなかで生まれた、フィンランドの人々の豊かな発想力と彩りにあふれる世界を楽しんで欲しい。

※国連「世界幸福度報告書」2021年版による