展覧会案内ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

ゴッホ展

巡りゆく日本の夢

フィンセント・ファン・ゴッホ《画家としての自画像》
1887年、油彩・カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵
©Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)



東京都美術館 企画展示室

東京都台東区上野公園8-36
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)
※月曜、12/31、1/1休室。ただし1/8は開室
9:30~17:30
※金曜、11/1・2・4は20:00まで
※いずれも入室は閉室の30分前まで
観覧料(当日):一般 1,600円 大学生・専門学校生 1,300円 高校生 800円 65歳以上 1,000円
※前売・団体割引等あり

特設WEBサイト:http://gogh-japan.jp


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フィンセント・ファン・ゴッホは、1853年にオランダに生まれ、1886年にパリに移り、この地でさまざま刺激を受けながら、自らの絵画表現を模索していた。そこで大きな役割を果たしたものが、日本の浮世絵だった。ゴッホは浮世絵版画を収集し、それを模写した油彩画を描き、構図や色彩を学び取っていった。さらに浮世絵をはじめとする美術作品や日本を紹介した文章を咀嚼しながら、独自の日本イメージを醸成していき、1888年には、芸術家たちの共同体を作ろうと南仏のアルルへ赴いた。大いなる期待を胸に訪れたこの地を、彼はしばしば日本と重ね合わせている。ゴッホにとって日本は、創意の源であり、夢にまで見た理想郷であったのだ。

1890年、ゴッホはパリ近郊のオーヴェール=シュル=オワーズで亡くなった。そしてその後、今度は日本人がこの画家を賞賛し、理想化するようになった。 ゴッホが最晩年に交友を持ったオーヴェールの医師ガシェの一族のもとには、3冊の芳名録が残されている。そこには、1920年代に憧れの画家の終焉の地を訪れ、その足跡をたどった日本の画家や文学者たち240名あまりの署名が記されている。

本展では、ゴッホの油彩画やデッサン、関連資料などを通してゴッホと日本の相互関係を探り、その新たな魅力を紹介する。《タラスコンの乗合馬車》、《雪景色》などが日本初公開となるほか、ゴッホが日本美術に魅了されるきっかけとなった数々の浮世絵も展示する。ゴッホ創造の源泉に触れられる貴重な機会となる。