展覧会案内没後40年 熊谷守一 生きるよろこび

没後40年
熊谷守一 生きるよろこび


熊谷守一 《猫》 1965年 愛知県美術館
木村定三コレクション



東京国立近代美術館

東京都千代田区北の丸公園3-1
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
開催中〜2018年3月21日(水・祝)
※月曜休館。ただし1/8・2/12は開館し、12/28〜1/1・1/9・2/13は休館
10:00~17:00
※金曜・土曜は20:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般1,400円 大学・専門学校生900円 高校生400円
※団体割引あり

特設WEBサイト:http://kumagai2017.exhn.jp/

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明るい色彩と単純化されたかたちを持つ画風と、飄々とした味わいを持つエッセイでも知られている熊谷守一。その没後40年を記念して、回顧展が開催されている。

その作品は一見ユーモラスで、心のままに描かれたように思われるのだが、若い時期から晩年までの制作を詳しくたどると、暗闇や逆光など特殊な条件下でのものの見え方を探ったり、スケッチをもとに同じ図柄を複数の作品に用いる方法をつくり上げたりと、さまざまな探究の跡が見えてくる。穏やかな作品の背後には、科学者にも似た観察眼と考え抜かれた制作手法とが隠されているのだ。

今展では、《雨滴》、《猫》といった代表作をはじめとする200点以上の作品に加え、スケッチや日記なども紹介する。

97年という長い人生には、作風の変化はもちろん、貧困や家族の死などさまざまなことがあった。しかし熊谷は思い切り生き、そして描いた。95歳にしてなお「いつまでも生きていたい」と語ったという。その驚くべき作品世界に、ふれてみてほしい。