展覧会案内 ムンク展―共鳴する魂の叫び

ムンク展

―共鳴する魂の叫び


エドヴァルド・ムンク《叫び》1910年?
テンペラ・油彩、厚紙 83.5×66cm
オスロ市立ムンク美術館所蔵
© Munchmuseet



東京都美術館 企画展示室

東京都台東区上野公園8-36
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
※月曜、12/25(火)、1/15(火)休室。ただし11/26(月)、12/10(月)、24(月・休)、1/14(月・祝)は開室
※年末年始休館 12/31(月)、1/1(火・祝)
9:30〜17:30
※金曜、11/1(木)、3(土・祝)は20:00まで
※いずれも入室は閉室の30分前まで
観覧料(当日):一般1,600円 大学生・専門学校生1,300円 高校生800円 65歳以上1000円
※12月は高校生無料
※11/21(水)、12/19(水)、1/16(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。当日は混雑が予想されます。
※特典付き前売り入場券・団体割引等あり

特設WEBサイト:https://munch2018.jp

→ チケットプレゼント *受付は終了しました

世界で最もよく知られる名画の一つ「叫び」を描いた西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンクの大回顧展が開催される。

本展では、画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、代表作《叫び》(1910年?)など油彩の絵画約60点が集結。版画などを加えた約100点が展示される。「叫び」は版画以外に4点の作品が現存しているが、オスロ市立ムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩画の《叫び》は今回が初来日となる。

幼くして肉親を失ったムンクは、ノルウェーの国民的画家として評価され、戦禍のなか孤独な死を遂げるまで、たゆまず制作を続けた。その画家の愛と葛藤の人生を辿りながら、青年期に描いた家族や友人の肖像画、「接吻」や「吸血鬼」など画家が繰り返し取り組んだモティーフ、鮮やかな色彩が輝く晩年の風景画など、60年に及ぶ画業が主題ごとに分かりやすく紹介される。ムンクとは誰か? 画家の全容が明らかとなる。