展覧会案内アンコール開催 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター

アンコール開催
ニューヨークが生んだ伝説の写真家

永遠のソール・ライター


ソール・ライター 《ハーパーズ バザー》
1959年2月号、銀色素漂白方式印画
ⒸSaul Leiter Foundation




Bunkamura ザ・ミュージアム

東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
お問合せ.03-5777-8600(ハローダイヤル)
2020年7月22日(水)〜2020年9月28日(月)
※8/18(火)・9/8(火)のみ休館
※8/8(土)以降の土日祝日に限り、チケットの購入とは別に、【オンラインによる入場日時予約】が必要。
10:00~18:00
※入館は閉館時間の30分前まで
※本展は金・土曜の夜間開館なし
入館料:一般1,500円 大学・高校生1,000円 中学・小学生700円
※新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、団体鑑賞の受け入れを中止させていただきます。

※ソール・ライター撮影の出展作品につきましては、2020年1月開催「永遠のソール・ライター」と同一になりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から展示構成を一部変更しています。
※払戻し期間終了のため、2020年1月開催「永遠のソール・ライター」のチケット(全券種)はご利用いただけません。
※予約方法や最新の情報はHPにてご確認下さい。
展覧会HP:
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter_encore/

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“カラー写真のパイオニア”として、独自のアングルでニューヨークの日常を撮りつづけ、近年その魅力が再評価された写真家ソール・ライター。

2017年、Bunkamura ザ・ミュージアムで日本初の回顧展を開催し大きな話題を呼び、さらに今年1月には「永遠のソール・ライター」展を開催。2度目のブームを巻き起こしはじめたかのように思われていた矢先、新型コロナウイルスの影響で閉幕前に突然の中止を余儀なくされた。

ところが、彼の作品は数奇な運命を辿ることとなった。作品の所蔵元であるソール・ライター財団(ライターが生涯愛したアトリエ兼アパートが、現在では財団事務所)があるニューヨークは、日本を大きく上回る感染者数の拡大に見舞われ、作品返却の目途が立つまで、日本で大切に保管されることになったのだ。

日本美術をこよなく愛したソール・ライターの没後、2014年に財団が設立された際、「日本での回顧展開催」が大きな目標だった財団が途中閉幕を余儀なくされた我々の気持ちを汲み、展覧会の開催を快諾してくれたおかげで、このたび、急遽アンコール開催が決定。

約8万点のカラー写真をはじめ、作品の大半を整理することなく世を去った写真家の「発掘作業」は、ソール・ライター財団により現在進行形で続けられている。本展では、ソール・ライターが愛し慈しみ、よき理解者であった妹のデボラや恋人のソームズ、愛し共に暮らした猫たちを被写体とした作品や、世界初公開となるソール・ライターの膨大に残された未プリントフィルムのカラースライド(ソール・ライター財団によりデータ化)を展示。

また、これまでほとんど紹介される機会をみなかった2000年以降に撮影されたデジタルカメラでの作品、自ら“芸術の到達点”と語ったスケッチなど、2017年の初回顧展時から新たに整理された作品・資料をメインに、ぶれることのない生き方、独自の姿勢をつらぬいたソール・ライターの創作の背景、そして、その実像に迫る。