だれでも書けるシナリオ教室

岸川 真・著 

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シナリオを書きたい……
書き始めている……
書いているけれども壁を越えられない……

そんな人が共通に感じていることがあります。それは、既存の技法書は、難しすぎるということ。本書は、だれでも実践できるように、シナリオ執筆のドキュメントを交えながら、先輩口調でやさしく執筆の方法を指南します。

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A5判並製・272頁
定価1,942円(本体1,850円+税)
ISBN 978-4-87586-189-8 C0074
2010年4月10日発売!

【ポイント】
1. シナリオとは、映画の設計図であることを解説
2. 映画にすれば人が面白いと感じるはずの、「自分の物語」の探し方を指南
3. ジャンルの法則を導き出して、それを使ってシナリオをつくる方法を提案
4. シナリオを3日で書く実践術をドキュメント形式で紹介
5. 厳しい映画界で生き残るための「ソフト制作力」の身に付け方を指導

【目次】
■序 創作的便秘を治療します
   狂気の旅へようこそ

■第一講 シナリオの基礎
     シナリオは「必要」から生まれる
     ストーリーを語るだけがシナリオではない
     シナリオは映画の設計図だ
     シナリオは制約されてしまう
     叙述は現在進行形で書く
     「来る」と「行く」では撮る画が異なる
     シナリオの書式は自由に
     ト書きとセリフの書き方
     ペラの一枚は、三十秒と考える
     シナリオは将棋と似ている
     シナリオの構成は三段階で考える
     「実感」勝負がオリジナルを生む
     好きなジャンルの映画を見極めよう

■第二講 「型」から見る映画・シナリオ
     映画には「型」がある
     「型」を意識して、シナリオを書く
     ホラーの型
     アクションドラマの型
     サスペンスの型
     メロドラマ/ラブロマンスの型
     ホームドラマの型
     スポーツもの/青春ものの型
     歴史もの/時代ものについて
     コメディについて
     プロットの書き方
     プロットを型にはめてみる
     キャラクタードラマかケースドラマか考えよう
     ドラマを走らせる
     心理をあらかじめ考えてみる
     コンストラクション表を作成しよう

■第三講 ドキュメント シナリオ・ライティング
     一度は折ったシナリオの筆
     まずはプロットを書く
     三日でシナリオを書くことには意味がある

   □一日目 発端編
     書き出すまで
     書き出しの一行
     アクションシーンを別の映画に当てはめてみる
     舞台となる場所をイメージする
     過去の記憶を利用しよう
     日常生活のリアリティを忘れずに
     メインモチーフを取り上げる
     生活環境も背景に据える
     発端は複数の糸のからまりである
     基本の型に立ち返る
     発端の終わりを見つける
     葛藤編前夜
   □二日目 葛藤編
     書かれてこそシナリオ
     無駄な人物は消していく
     人物の相関関係をハッキリさせる
     模倣することを割り切る
     小道具と音楽は練ったうえで指定する
     先を急がないで
     葛藤の頂点を作りだす
     解決編前夜 糸をまとめる
   □三日目 解決編
     活劇を忘れない
     実体験を思い起こす
     必殺技もお約束のひとつ
     ニュートラルな結末はありえない
     ラスト前に「焦らし」を入れる
     大団円でもシナリオは設計図
     快作ならきっと認めてくれる
     改稿には時間をかけて

■第四講 新しい映画人のために
     シナリオ採用に必要な条件
     書き直しは納得したうえで
     シナリオを書くのは楽しい
     取材は書くうえでの確信を得るため
     脚色こそ高度な技術が必要
     テレビはアピールの連続
     どうやったらプロになれる?
     日本映画、これからの行方
     感動には直流と交流がある
     映画もかつては文学的だった
     観客と映画を共作しよう
     映画に時代の温度を投影させる
     学術的映画教養なんかいらない
     自分が生きている時間感覚こそ大切だ
     アメリカ映画が持つ強力な物語作りの技術
     ハリウッドとインディーズは循環できる
     残された希望、日本のインディーズ
     オルタナティヴ・ムービーで閉そく感を破ろう!

■付録 「フレッシュ!」シナリオ全文

著者略歴

岸川 真(きしかわ・しん)
1972年長崎生まれ。作家、脚本家。山口大学中退、日本映画学校卒業。現在、同校講師。著書に『映画評論の時代』(佐藤忠男との共著、カタログハウス)『フリーという生き方』(岩波書店)『佃島・月島游記』(アニカ)『蒸発父さん 詐欺師のオヤジをさがしています』(バジリコ、映画化決定)『フリーの教科書 生き延びるための読書』(早美出版社)『半ズボン戦争』(幻冬舎、映画化を予定)など。



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