秋葉原は今

Akihabara Forever

三宅理一・著 

表紙イメージ

こんな街(アキバ)に誰がした?
都心を変えた大規模再開発を検証します。

なぜ秋葉原は世界から注目される都市なのか?
ラジオ部品街→家電の街→オタクの街。
なぜ変遷したのか?
2000年以降の再開発は、
秋葉原をどのように変えたのか?
秋葉原再開発が示唆する都市開発のあり方とは?
秋葉原を通して見る東京のパワーとは?

そんな問いに答えます。

在庫ありimg
四六判・上製336頁
定価2,730円(本体2,600円+税)
ISBN 978-4-87586-192-8 C0030
2010年6月21日発売!

7月23日八重洲ブックセンター
 本店8階ギャラリーにて、三宅理
 一さん講演会&サイン会が開催
 されます。

いま、「秋葉原」と聞けば、「萌え」と答える人は少なくないでしょう。しかし、思い起こすイメージは、世代によって実は、大きく異なるのです。ラジオの街→家電の街→パソコンの街→オタクの街……と時代を先取りする形で、秋葉原がその姿を次々と変化させてきたからです。どの時代にも共通するのは、戦後の闇市的な渾沌を維持したまま、日本のどの都市とも異なるエネルギーを発し続けていることです。単なる街の文化史としても必読の上、都市再開発とはどのような視点に立つべきか、日本が世界に発信しうる力とは何なのか、をも見通すことができるはずです。


【目次】
第1章 秋葉原電気街
   1-1 電気街の成立
   1-2 家電の街へ
   1-3 家電からパソコンへ

第2章 秋葉原は誰のもの
   2-1 商人がやはり一番
   2-2 江戸っ子気質の住人たち
   2-3 秋葉原は企業を惹きつける

第3章 マニアたちの秋葉原
   3-1 アキバ観光
   3-2 オーバークロッカーたち
   3-3 メイド・イン・アキハバラ

第4章 再開発の動き
   4-1 貨物駅の廃止と再開発
   4-2 秋葉原再開発協議会の発足と役割
   4-3 事業者の決定とクロスフィールドマネージメント
   4-4 巨大戦艦と電気街

第5章 秋葉原デザインとその行方
   5-1 秋葉原のデザイン都市化
   5-2 廃校を利用した「アキテンポ」
   5-3 秋葉原回遊

第6章 再開発は終わったが
   6-1 再開発の完成
   6-2 デザイン・コミュニティと秋葉原研究
   6-3 再開発はいずこ
   6-4 秋葉原再開発の問題点を振り返る

著者略歴

三宅理一(みやけ・りいち)
1948年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程を経て、パリ・エコール・デ・ボザール卒業。工学博士。芝浦工業大学、リエージュ大学、慶應義塾大学、パリ国立工芸院で教鞭をとり、現在、藤女子大学教授。建築史、地域計画、デザイン理論、遺産学を専攻。世界各地で地域振興、デザイン促進事業を手掛ける。2004年から秋葉原再開発協議会顧問に就き、またD―秋葉原実行委員会委員長を務めた。著書に『次世代街区への提案』(監著、鹿島出版会、1997)、『近代建築遺産の継承―都市の21世紀 文化をつむぎ文化をつくる』(監著、鹿島出版会、2004、全2巻)、『負の資産で街がよみがえる―縮小都市のクリエーティブ戦略』(学芸出版社、2009)、「パリのグランド・デザイン―ルイ十四世が創った世界都市」(中央公論新社、2010)など多数。



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