21世紀の美術界を担う気鋭の日本画家を表彰する制度として創設した「東山魁夷記念 日経日本画大賞」は今回で4回目を迎え、この度の大賞には岡村桂三郎が決定した。全国の美術館学芸員、大学教授、研究者、評論家などから推薦制で53作家、56作品が推薦され、6名の選考委員の選考の結果、14作品が入選となった。最後の大賞を選考する段階の投票では、岡村桂三郎、斉藤典彦、間島秀徳の3名が同票数を獲得し、最後は傾斜配点方式を委員が了承の上投票が行われ、僅差で岡村桂三郎が栄冠を獲得、表彰並びに賞金500万が贈られることになった。10月31日(金)には、ニューオータニ美術館のあるニューオータニガーデンコートにて、関係者列席のもと大賞、入選者の表彰式が行われた。
なお、11月1日(土)からニューオータニ美術館で始まる展覧会には岡村のこの度の受賞作品となった「獅子 08-1」2008年は、現在彼が鎌倉の神奈川県立近代美術館で行われている「岡村桂三郎展」に24日(月)まで出品中のため、11月26日(水)からの展示となる。
そこで、岡村は今回の大賞が決定した直後から、日経日本画大賞展に向けて、急遽代替作品の新作「鳳凰図08-1」を描き上げ、展覧会に間に合わせたという。(敬称略)
第4回東山魁夷記念 日経日本画大賞展
◆会期/2008年11月1日(土)〜2008年12月14日(日)
◆会場/ニューオータニ美術館
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F TEL/03(3561)9177
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html