書道界の活性化と振興、また現代の書を対象とした評論家の育成をはかるため、芸術新聞社が2008年に創設した「墨」評論賞。第1回目となる今回は合計49編の応募があり、同選考委員会による厳正な審査のもと、大賞に財前謙氏の論考「現代の書が無くしているもの─過去という鑑に映して─」、準大賞に石川翠氏の論考「井上有一 Pinceau Sauvage──東洋書から〈世界書〉」が決定(『墨』2009年1・2月号誌上で発表)。このたび、学士会館(東京都千代田区)にて表彰式が行われ、大賞の財前氏に賞金100万円、準大賞の石川氏に賞金30万円が授与された。
同賞は、選考顧問に上平貢(京都市芸術文化協会顧問)、松丸道雄(東京大学名誉教授)、選考委員に萱のり子(大阪教育大学教授)、田宮文平(書評論家)、中村伸夫(筑波大学教授)、西嶋慎一(書道文化研究家)、古谷稔(大東文化大学教授)、相澤正夫(芸術新聞社社長)の各氏を擁し、優れた才能を発掘することを目的として、2017年まで毎年公募を続ける。
第2回「墨」評論賞の応募締切は、2009年9月10日(木)必着。詳細は『墨』2009年3・4月号(2月28日発売)をご覧下さい。
・第1回「墨」評論賞表彰式
・日時:2009年1月14日(水)
・会場:学士会館(東京都千代田区)
【大 賞】 財前謙「現代の書が無くしているもの─過去という鑑に映して─」
【準大賞】 石川翠「井上有一 Pinceau Sauvage──東洋書から〈世界書〉」
◇問い合わせ先:
〒101-0051 千代田区神田神保町3-6 能楽書林ビル4階
芸術新聞社 墨編集部 評論賞係
TEL 03-3263-1636 / FAX 03-3263-1659