東野光生 水墨画集成 上巻 悠久
判型 : 23.2×32×1.5cm 上製
頁数 : 90頁
定価 : 8,800円
発刊 : 2020年5月20日
頁数 : 90頁
定価 : 8,800円
発刊 : 2020年5月20日
ISBN : 978-4-87586-587-2 C0071
数多くの名刹にさまざまな名作を残す水墨画家、東野光生ー画業半世紀を迎え、円熟の極みに達した画家の代表作品を上下巻に収録し、その深遠な芸術世界の本質に迫る
東野は美しい自然を讃え、その美しさに感動する心を描いた画家である。・・・略・・・ここに表された美しい自然はどこかで人間というものの存在を象徴するがゆえに、根本において深く繋がっている。そこには氏のひそやかな祈りにも似た或る宗教性が潜んでいるように思う。
今村楯夫 (東京女子大学名誉教授、米文学者、日本ヘミングウェイ協会会長)
東野の絵に一貫しているのは、彼の世界観である。それは世界を涅槃として捉えている。ただしその涅槃は空無ではなく万象の母体であり、静寂ではあるが静止してはいない。絶えず何かが生まれ、育ち、変化し、消滅する。つまり変容しつつ循環する。それは四季でもあり、人生でもあり、地球の歴史でもあるだろう。
尼ヶ崎 彬(学習院女子大学名誉教授、美学者)
【プロフィール】
東野光生(とうの・こうせい)
水墨画家・作家。1946年和歌山県生まれ。画集『涅槃・東野光生 寺院水墨画の世界』河出書房新社、『世界遺産 仁和寺高松宮記念書院新作襖絵 四季曼荼羅』毎日新聞社。小説『浅黄の帽子』河出書房新社、『似顔絵』河出書房新社(平成12年度芸術選奨文部科学大臣新人賞)ほか
作家WEBサイト:http://tohnokousei.net
判型 : 23.2×32×1.5cm 上製
頁数 : 90頁
定価 : 8,800円
発刊 : 2020年5月20日
頁数 : 90頁
定価 : 8,800円
発刊 : 2020年5月20日
ISBN : 978-4-87586-587-2 C0071