第4回真令記念 臨書コンテスト募集開始のお知らせ

第4回真令記念 臨書コンテスト募集開始のお知らせ

 

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『墨』277号でお知らせしましたとおり、
第4回真令記念 臨書コンテストが開催されます。
以下に募集要項を記載いたします。みなさま奮ってご参加ください。

第4回真令記念 臨書コンテスト

真令賞   (副賞50万円)1名 他

作品受付開始 2022年9月1日

作品受付締切 2022年9月30日

結果発表  『墨』2023年1・2月号

 

【応募規定】

臨書作品     古典の選択についての規定は特になし

作品形式     巻子、冊子、折帖など、表装・未装いずれも可

作品サイズ    原則自由とするが、審査の判断は最大でも50cm×40cm 程度の中で行う。
         審査を希望する場所の指定も可

出品点数     1人1点(未発表作品に限る)※出品作は返却

出品料      1点5千円(審査・返却費用)

優秀作品表彰  『墨』2023年1・2月号に掲載(※表彰作品については『墨』誌上に、
         授賞理由、作品批評とともに掲載、発表するものとする)

 

【作品審査】

審査担当   今回は『墨』編集部立ち合いのもと、関口研二(真令書法研究会主宰)が、単独で行うものとする。

審査基準   古典の選択は原則自由であるが、その範囲は無制限という訳ではなく、古典的書法であることが望ましい。

       古典は書法に関して範を示すものとすると、字形、筆法と共に文字の大きさも自ずと範囲が定まってくる。
       臨書も同様で、文字の大きさは古典に準じることが望ましい。

       審査は古典的書法への洞察力と、その実践力を中心として判断するものとする。

       用紙も古典に準じたものが望ましい。その辺りも査定範囲に入るものとする。

 

【応募方法】

返信封筒(A4 横三つ折りが入る定形封筒(長形3 号)に住所・氏名を明記、84 円切手を貼付)を同封の上、
下記事務局まで出品要項をご請求ください。出品要項を返送いたします。
その後は出品要項に従い、締め切りまでに出品料を納入し、作品受付期間の間に作品をお送りください。

〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-9-12-1102
真令書法研究会事務局 『墨』係

 

【開催趣旨】

 優れた書を見るのは楽しい。
 王羲之、空海、道風、佐理、行成の書法は、筆の力を内に秘め、落ち着きはらった静かな世界が息づいている。
 かな古筆には、長い時を経て漢字から変じたかな文字に、書法の真価を吹きこもうとする、日本の古代の人々の書法に対する熱い心意気が溢れている。
 あるいは蘇東坡、黄山谷、禅林の墨跡、光悦が残した書にも、豊かな個性が偲ばれる。
 古来、優れた書を愛好する心持ちは、書を見て楽しむ範囲に止まらず、筆を持って追体験する楽しみを促すものでもあった。臨書は優れた書を愛好する心持ち、古人に対する敬意に基づいて発生、次第に学書の有効な手段として定着したと考えることができる。
 20世紀の書法は、時代の移り変わりの中で、日本に残されていた古典的名筆が巷間に散ったことを契機に、その美に鋭く反応した人々を中心として、豊かな営みが展開された。
 佐藤真令(1913─2012)の書法もその一である。真令の学書はどこまでも臨書に徹するものであったが、そこには書法の核心に至ろうとする根幹的方途の一例が示されている。
 ここに始まる臨書作品公募は、書法を愛好する次世代の人々に、健全で広々とした臨書奨励の場を設け、あわせて佐藤真令の書法顕彰の一を目するものとする。

 

関口研二 せきぐち・けんじ
1947 年、埼玉県生まれ。東京学芸大学書道科卒業。同専攻科修了。著書・
編著として『古筆の流れ』『かな字典』『かな字解』『かな連綿字典』『古筆細見』
『看々 佐藤真令遺墨集』(芸術新聞社)、『草仮名字典』(雄山閣出版)など