Home書道現代書道クロニクル【年代記】 ─ コラム2011~2016 ─

現代書道クロニクル

判型 : 四六判 並製
頁数 : 292頁
定価 : 本体2,800円+税
発刊 : 2017年4月15日
ISBN : 978-4-87586-514-8 C0071




現代書道 クロニクル 年代記

─ コラム2011~2016 ─

菅原教夫・著

読売新聞の人気コラム66篇を一冊に集成!
書き下ろし註記を加えることで、内容がボリュームアップ。
現代の書の景色を一望できる、書家・書道愛好家の必読書です。


2011年4月から2016年12月にわたり読売新聞朝刊文化欄に掲載されたコラム「書 20××」(66回)を、年代順に再録し、それぞれのコラムに適宜、現在の視点で補記を加えた。便利な「人名索引」付き。

【目次】
2011年 平成23年
沈んだ気持ちを鼓舞 4月
「西高東低」がもたらす課題 5月
楷書に北魏風の野性味 6月
師風の墨守と次世代育成 8月
調和体 まず伝統書鍛錬 9月
ハングル表現の幅広げる 10月
門流再興へ日展の意志 11月
個展を開く地力と覚悟 12月

2012年 平成24年
対等な分裂 活性化望む 1月
攻めの姿勢が引力生む 2月
震災の直視 3月
志半ばの無縁がにじむ 4月
読みにくい仮名に一石 5月
芸術院会員 欠員の行方 6月
後白河法皇へのこだわり 7月
鑑賞法 ひとつの創造 8月
辛抱の末に……成就の喜び 9月
壮年・蒼韻 洗練と野性味 10月
「二王」極めた雲庭に愉悦 11月
師の無念超え新会員選出 12月

2013年 平成25年
「二十人展」円熟味と緊張感 1月
「王羲之」の武骨な側面 2月
仮名の大字志向 名作生む 3月
篆書の可能性と面白味 4月
「漢韻和風」 杉雨の営み 5月
過去と未来つなぐ社中展 6月
女性仮名書家 より高みへ 7月
書家ごとに広がる風景 8月
伝承芸術 裏側の鍛錬 9月
「読める」 調和体の原点 10月
胸打つ碑学の力強さ 12月

2014年 平成26年
老いとともに円熟、成熟 1月
個展ブーム 作家性の重視 2月
消えゆく作品のにおい 3月
仮名の歩み 五鳳に学ぶ 4月
古い芸術 新しい「入り口」を 5月
個展臨書で培う底力 6月
大字・調和体・創立精神 7月
今井凌雪さん 拙を蔵する美 8月
「最高記録」を目指す 9月
長尺論文より短文連載 10月
新・日展 外部審査員の体験 11月
近代を推進した中国交流 12月

2015年 平成27年
個展充実で作家層厚く 1月
臨書は創作の出発点 3月
日本書道も無形文化遺産へ 4月
吉川書法「王羲之」手放さず 5月
独自の篆書 挑戦と警鐘 6月
仮名の静と動 モダン二様 7月
調和体を「読む」楽しみ 8月
貪欲に研究 多彩な古谷展 9月
寉仙 自由奔放で飄逸 10月
日展審査 「いい加減」の大切さ 11月
藍田展の機会もいずれ 12月

2016年 平成28年
出品15人 選抜人数の妙 1月
井上有一の「前衛」探求する修行 2月
調和体の手紙から人間性 3月
梅舒適の芸業 彩り豊かに 4月
空海の表現的書風に霊力 5月
日中交流 新たな可能性 6月
創始者の書風に懐かしさ 7月
「太い線」流行の理由 8月
「境地」とは「生き方のかたち」 9月
父から子へ 自信と誇り 10月
広がりの中にも統一感 11月
古典主義 小林斗盦の真骨頂 12月

【プロフィール】
菅原教夫(すがわら・のりお)
1951年山形県生まれ。東京大学法学部卒業。読売新聞東京本社編集局文化部で美術記者として活動する。同社文化部長を経て編集委員。書道についての著書に『現代の書流』『殿村藍田』『深山龍洞』『書家群像-平成の名筆』。美術関係の著書に『現代アートとは何か』『日本の現代美術』『レディメイド―デュシャン覚書』『ボイスから始まる』などがある。