荷風の庭  庭の荷風

荷風の庭 庭の荷風

坂崎重盛・著

判型:四六版 上製
頁数:348頁
定価:3,300円
本体:3,000円(税別)
発刊:2022年12月26日

ISBN : 978-4-87586-658-9

読み、歩き、観察し、表現する——。庭の草木、変わりゆく川筋や町並みの景観また地理への深き想いを抱いていた永井荷風。この異常とも思える好奇心旺盛な文化人類学者的文学者の深層心理を「理系感覚」という一本の補助線を引いて、新しい荷風の文芸世界を再発見し、堪能する1冊。

 

坂崎重盛(さかざき・しげもり)
1942年東京生まれ。千葉大学で造園学・風景計画学を専攻。横浜市計画局に勤務。退職後、編集者、エッセイストとして活躍。著書に『超隠居術』『東京本遊覧記』『TOKYO老舗・古町・お忍び散歩』『神保町「二階世界」巡り 及び其ノ他』『「秘めごと」礼賛』『東京煮こみ横町評判記』『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』『浮世離れの哲学よりも浮世楽しむ川柳都々逸』および『「絵のある」岩波文庫への招待』『粋人粋筆探訪』『元祖・本家の店めぐり町歩き』(三著とも弊社刊)。近著に『季語・歳時記巡礼全書』。

判型:四六版 上製
頁数:348頁
定価:3,300円
本体:3,000円(税別)
発刊:2022年12月26日

ISBN : 978-4-87586-658-9